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2011年5月22日日曜日

越中正人 "individuals"

昨日、ncaで越中さんの個展を観に行ってきました。会期終了ぎりぎりです。
偶然にも越中さんも来廊中で、作家本人からいろいろお話を聞くことができラッキーでした。
黒いバックに丸っこい赤い玉がいくつも浮かんでいて、所々光の点がある写真。
丸い点は妙に質感があって、丸い玉のようにも赤血球のようにも見えるのだけど、実はこれは火の粉とのこと。撮影には炎に近づくため顔に火傷を負うような苦労をされたそうです。
キャンプファイヤーの時に見た空の星と火の粉が着想のきっかけだそうです。
一枚、宇宙の始まりを思わせるような、たくさんの星や惑星が生まれているような作品がありました。映像作品もあります。
写真も映像もぼーっと眺めるのに飽きない作品でした。
この作品の前には花を撮影した作品を観ましたが、次回の構想を伺うと全く違う写真を作られることになるようで、どういう風にまとめあげるのか楽しみです。

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